「家庭用サウナの導入を考えているけど、デメリットや注意点はあるの?」
そんな疑問を持つ人のためにこの記事では、家庭用サウナのデメリットを詳しく解説しています。
デメリットを理解しておくことで、家庭用サウナ選びの参考にもなると思うので、ぜひ最後まで読んでみてくださいね。
以下の記事では、おすすめの家庭用サウナを紹介しているので、合わせてチェックしてみてくださいね。
家庭用サウナのデメリット
①初期費用がかかる
サウナを導入するにあたって最もネックになる物の1つは購入・導入費用です。
高いものだと100万円以上するタイプもあります。
- テントサウナ:5~20万円
- 室内サウナ:40〜180万円
- 室外バレルサウナ:100万円〜150万円
とにかく安い物を探している人は1人用の小さいテントサウナなら10万円以下で買えるタイプもあります。
②維持費も意外とかかる
サウナを使う時はもちろん維持費もかかります。
主に必要になる費用は以下のとおりです。
- サウナ電気ストーブ:1時間120円〜
- サウナ薪ストーブ:1時間100〜200円(そのほか着火剤)
- 水風呂の水道・氷
- マットやタオルの洗濯
- アロマオイル
- サウナストーン
- ストーブの修理費など
なかでも1番コストがかかるのが、ストーブを温める熱代です。電気と薪のどちらでも1時間100円はします。
サウナに入る前に温める準備をする時間も含めると、2時間くらいは温め続けるので、1回の使用で200円以上はかかる計算になります。
③設置スペースが必要
サウナを設置するには、サウナの他に水風呂とイスを置くためのそれなりのスペースが必要です。
室内サウナの場合はサウナを置くだけで1部屋を占領してしまいます。
④狭すぎてリラックスできない
家庭用サウナはスペースの問題があるので、コンパクトなタイプが多いです。
1人用のサウナやあまりにもコンパクトなタイプだと窮屈なスペースで10分過ごすとなると、リラックスができません。
狭いサウナだとストーブとの距離もとれないので、火傷の心配もあります。
⑤メンテナンスが必要
サウナを利用した後は、水拭きをして汗で汚れた部分を綺麗にしたり、室内を乾燥させなければいけません。
逆に長い間使わずにいると、木材が乾燥してひび割れてしまうので、適度に使用する必要があります。
⑥準備が面倒で時間がかかる
「サウナに入りたい」と思っても、すぐにサウナに入れるわけではありません。
火を入れてからサウナ内が温まるまでには30〜60分ほどかかります。
テントサウナの場合だと設置するのにも時間がかかりますし、水風呂の準備も必要です。
⑦好みの温度設定にならない可能性がある
家庭用サウナストーブは、業務用のサウナストーブと比べてパワーが弱いことがあります。
サウナ室内がコンパクトなぶん、ロウリュウをすれば一気に温度が上げることも可能ですが、施設サウナのような安定した温度・湿度を維持するのは難しいです。
⑧水風呂の確保が大変
施設の水風呂はチラーと呼ばれる水を冷やす装置で水温を下げています。
自宅ではチラーが使えないので、自然の水温か氷を入れて水温を下げるなどの工夫が必要です。
⑨不要になった時に処分に困る
「家庭用サウナを導入したけど使わなくなった」場合や「引っ越ししなければいけない」となった場合、室内サウナやバレルサウナを処分したり引っ越す時が大変です。
業者に解体依頼をする必要があるので解体費用がかかります。
⑩トラブル発生のリスク
施設のサウナのだと体調が悪くなったり倒れてしまった場合、施設のスタッフや他の利用者に助けてもらえます。しかし自宅のサウナで1人の場合だと、誰にも気づかれない可能性があります。
また、煙が出るタイプのサウナストーブを利用する場合、近隣住民からクレームが起きてトラブルに繋がるケースも考えられます。
賃貸マンションなどの場合、ベランダは火気厳禁かつ避難経路を防いではいけないので、その配慮をしなければいけません。
外気浴をする時も裸になるわけにはいかないので、外から見られないようにするか見られてもいいような状況にしておきましょう。
まとめ
ここまで家庭用サウナのデメリットを紹介してきましたが、いつでも好きな時に自分だけの空間で安くサウナが楽しめるという大きなメリットもあります。
今回紹介したデメリットを把握しておくことで、後悔する確率を減らしたり、家庭用サウナ選びの参考にしていただければ嬉しいです。
以下の記事では、おすすめの家庭用サウナを紹介しているので、こちらもチェックしてみてくださいね。