「ととのうって何?」
「ととのうって感覚がいまいちわからない」
「もっとととのいたい」
そういった人のために、ととのう仕組みや効果、ととのうためのサウナの入り方について解説します。
ととのうとは?
ととのう(整う)とは、「サウナ→水風呂→外気浴」をした時の外気浴中に極度のディープリラックス状態になることです。
ととのうことを「無害の合法ドラッグ」と表現する人がいるくらい多幸感や気持ちよさを感じます。
ととのう仕組み
サウナ室内は100度近い高温で人間にとって危険な状態になります。生命の危機を感じるので、生きるために体中の機能が総稼働します。
その後、水風呂に入ると、さっきまで高温だった環境から極寒の水の中に入るので、今度は逆の生命の危機になるわけです。
そしてまた体中の機能を総動員して、水風呂の環境に適応しようとします。
その後、外気浴をすると体が「生命の危機が去った」と判断し、リラックス状態になるのです。
サウナで脳の血流が良くなり、アドレナリンが出ているのに体はリラックスしている状態、これをととのうと表現しているのです。
ととのうとどんな効果がある?
ととのうことでさまざまな効果があります。
しっかりととのうと、これらの効果を感じやすいですし即効性もあります。
- 睡眠の質が改善する
- 肌が綺麗になる
- 脳がスッキリする
- 体の重さ・肩こり・眼精疲労が改善する
- 五感が敏感になる
- アイデアや集中力が改善する
- 代謝がよくなる
ととのうサウナの入り方
ここからは、ととのうサウナの入り方を「サウナ室・水風呂・外気浴」と3つのパートにわけてそれぞれ解説します。
ととのうサウナのポイント
ととのうためのサウナのポイントは以下のとおりです。
- ドライサウナよりウェットサウナの方がととのいやすい
- サウナ室に入る前に水分をタオルで拭く
- 無理のない範囲で高い位置に座る
- あぐらや体育座りにすると全身均一に温まりやすい
- サウナ室を出る目安は心拍数が通常の倍になるか背中の中心が温まったタイミング
- 体が温まる前に顔が熱くなってしまう人はサウナハットを使う
サウナ室に入る時は、体についた水分をタオルで拭いてから入りましょう。体に水分がついていると、汗をかきにくく体が温まりにくいです。
あぐらや体育座りにすると全身均一に温まりやすいのですが、もし自分1人しかいない状況であれば横になるのが理想です。
ととのう水風呂の入り方
ととのう水風呂の入り方のポイントは以下のとおりです。
- 水風呂は長くても1~2分程度
- 横になるのが理想
水風呂が好きで長く入りたいという人もいるかと思いますが、”ととのう”という観点では長すぎる水風呂は逆効果になります。
水風呂に長く入り過ぎるとせっかく体の芯まで温まった体が冷えてしまいます。体の表面が冷たくなればいいので、長くても1~2分程度で冷たさに体が慣れてきたタイミングで出るようにしましょう。
ととのう外気浴の方法
ととのう外気浴のポイントは以下のとおりです。
- 水風呂を出たらすぐにととのいイスに移動する
- 体の水分をタオルで拭く
水風呂から出たらすぐに体を拭いて、ととのいイスに移動しましょう。
しっかりととのえる時間は、水風呂を出てから2分以内と言われているのでスピード勝負です。
ととのいイスに座ったら全身の力を脱力し、何も考えずに呼吸や脈拍に意識を集中するといいでしょう。
脚が高い位置にあると血液の流れがよくなり、ととのいやすいです。インフィニティチェアがあると、浮遊感もありととのいやすいです。
ととのう効果と方法まとめ
ととのいの効果やととのうためのサウナの入り方を紹介しました。
ととのうには様々な効果もありますし、何よりも気持ちがいいのでぜひこの記事を参考にととのってみてくださいね。