サウナの正しい効果的な入り方とは?”ととのう”入り方

「サウナに行ってみたいけど、正しい入り方がわからない」
「ととのうって感覚がいまいちわからない」

そういった人のために、この記事ではサウナの効果的な入り方をはじめ、注意点・マナーを解説します。

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目次

サウナの効果的な入り方

さっそく、サウナの効果的な入り方を解説します。

水分補給

サウナに入る前は必ず水分補給(500~1000ml)をしておきましょう。

サウナ施設には水が飲めるウォーターサーバーや自販機がほぼ必ずあります。

水分をとっておくことで発汗効果を促せますし、脱水症も予防できます。

サウナの途中で水を飲んでしまうとせっかく温めた体を冷やしてしまうので、事前に水分補給しておくのがおすすめです(安全性のため、サウナの途中でも水分が必要な場合は必ず水分補給してください)。

体を洗う(体を清める)

浴室に入ったらまずはシャンプーや石鹸で髪と体を洗います。

これはサウナ室やイスを汚さないためのマナーでもありますし、毛穴の汚れを落とすことで汗をかきやすい状態にするためです。

浴槽で体を温める

体を清めた後もまだサウナ室には入れません。

サウナ室に行く前に、浴槽で1~2分程度体を温めましょう。単純にお風呂が気持ちいいからです。

夏の場合、冷たいシャワーで体を冷やしてからサウナに入るとスッと入りやすいです。

サウナ室に入る前はタオルで水分をふいておくと汗をかきやすいです。

サウナに入る

サウナは、他の人の邪魔にならないなら、あぐらか体育座りの状態で座るのがおすすめです。

熱は上にこもるので、頭が熱くなりやすく、逆に脚は温度が低いので体に温度差が出てしまうからです。

体全体を均一に温めるには座り方を工夫をするといいでしょう。

理想は横になることですが、スペースの問題や眠ってしまう危険性もあります。

サウナを出る目安

サウナに入る時間は、6~12分が目安です。

ただし、季節による体温やサウナ室によって体の温まり方が変わってくるので、時間を決めて同じ時間を入るのはおすすめしません。

目安としては脈拍が通常の2倍になったタイミングか、背中の真ん中が熱くなったタイミングでサウナを出るようにするといいでしょう。

「テレビCMのタイミング」や「友人が出るタイミング」に合わせて、無理をしないようにしましょう。

座る場所

サウナ室は階段のような作りになっています。

最上段が最も熱く、下段になるほど温度が下がります。

サウナ初心者の人は下段の方から始めて徐々にサウナの温度に慣れていくといいでしょう。

ただし下段でもヒーターの前は熱く、目や皮膚、髪が乾燥しやすい場所なのであまりおすすめできません。

ロウリュ

サウナ室の中にはセルフロウリュができる所があります。

ロウリュをする時は「ロウリュいいですか?」と周りに声をかけて少しずつ水をかけましょう。

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水風呂に入る

水風呂が冷たくて苦手な人は、大きく息を吐きながら入ると冷たい感覚が和らぎます。

水風呂に入ってじっとしていると、冷たさに慣れてきます。これは、体の周りの水温が体の熱で温められてぬるくなるからです。これをサウナーたちは「羽衣(はごろも)」と呼んでいます。

羽衣ができると水風呂が気持ちよく感じるようになります。

手や足先が冷たくなったり、脈拍が正常に戻ったら水風呂から出るようにしましょう。

時間にすると、1~2分程度です。

水風呂の後は、血圧が低くなってフラつきやすいので手すりを持ちながら出ると安心です。

外気浴

水風呂から出たらすぐにタオルで体を拭き、外のイスやベンチに座ります。

水風呂から外気浴までをできるだけ迅速に行うのがポイントです。

イスに座ったら何も考えずに深呼吸を行い全身の力を抜いてリラックスします。

この時、頭や体がフワフワとした感覚や脱力感を感じられます。この感覚をサウナー達は「ととのう」と言っています。このととのいがサウナの醍醐味とも言えます。

外気浴の時間は5~10分です。

3~4セット繰り返す

この「サウナ→水風呂→外気浴」を3セット繰り返します。

セットを繰り返すごとにととのい感が強くなります(人による)。

セット毎でサウナに入る時間を変更しても大丈夫です。

水風呂が苦手な人でも2セット目、3セット目は体が慣れてくるので水風呂も苦痛ではなくなってきます。

サウナに入る時の注意点(マナー)

ここからは、サウナに入る時の注意点やマナーを解説します。

トラブルや事故にならないように確認しておきましょう。

大声で話さない

サウナにはリラックス目的で来ている人も多いです。

サウナの本場フィンランドでは「サウナ室は神聖であり、教会にいるつもりでいるべき」とされています。

特にコロナ禍の今、換気が悪いサウナ室内での会話は他の人に不快感を与えてしまいます。

同じような理由で、体をこすって汗を飛ばしたり咳払いをするのも気が散るのでやめましょう。

サウナマットを敷く

サウナ施設には、サウナ室の前にサウナマットやタオルが用意されている所が多いです。

座る場所にサウナマットを敷くことで、汗の汚れや感染症を予防できます。

サウナマットを使い終わったら、水で洗い流すか「使用済み」の所に戻しましょう。

水風呂に入る時はかけ水をして汗を流す

サウナを出てすぐに水風呂に入る行為は、サウナ利用者に最も嫌われる行為と言えます。

サウナで出た大量の汗が水風呂に入ってしまうからです。

水風呂の近くに桶があるので、水風呂の水をすくって体に数回かけて汗を洗い流しましょう。

いきなり水風呂に入ると体への負担も強いので、かけ水で体を慣らすという意味もあります。

サウナの入り方まとめ

サウナの入り方や注意点、マナーについて解説しました。

正しい入り方を知って、サウナを楽しんでくださいね。

参考文献:医者が教えるサウナの教科書

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この記事を書いた人

2017年からサウナにハマり、都内を中心にサウナ巡りをしています。

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